■
大塚英志著『少女たちの「かわいい」天皇 サブカルチャー天皇論』角川書店/角川文庫/平成15年/ISBN:4044191166
1988年〔昭和63年〕から2003年〔平成15年〕までに書かれた天皇・天皇制に関する論考・エッセイを集めた文庫オリジナル編集本。初出は以下の通り。
「ただの一日としての
」『週刊読書人』1989年2月13日号
「少女たちの「かわいい」天皇」『中央公論』1988年12月号〔後に『子供流離譚』収録〕
「「かわいい天皇」のゆくえ」『仏教』別冊2号1989年12月刊〔後に『子供流離譚』収録〕
「昭和天皇の死と<他者性>」『諸君！』1999年2月号
「W杯の日の丸・君が代に見た無邪気なナショナリズム」『論座』1998年9月号
「「天皇」はどこへいくのか」『諸君！』1998年12月号
「ITナショナリズムと「神の国」」『GQ』2000年9月号〔後に『戦後民主主義のリハビリテーション』収録〕
「プチプチプチ……プチ禁忌」『GQ』2001年2月号〔原題「プチプチプチ……でもだいじなこと」、後に『戦後民主主義のリハビリテーション』収録〕
「天皇抜きのナショナリズムをめぐって」『Voice』2000年9月号〔原題「山折論文の不幸」、後に『戦後民主主義のリハビリテーション』収録〕
大塚英志×福田和也「「天皇抜き」のナショナリズムを論ず」『諸君！』1999年1月号
「福田和也と「保守」の葬送」『Voice』1995年8月号〔原題「戦後五十年との和解」、後に『戦後民主主義のリハビリテーション』収録〕
「三島由紀夫論、あるいはあらかじめそこにあり、そして終わったディズニーランドについて」『文學界』2000年8月号
「石原慎太郎と「見るなの禁止」」『早稲田文学』2003年3月号
「「なんとなく」としてのナショナリズム」〔書き下ろし〕
「疎外された天皇を「断念」するために」『新現実』Vol.2 2003年4月刊
