TBS『時事放談 1』

TBS「時事放談」制作スタッフ編『時事放談 1 イラク戦争年金問題・景気回復』講談社/2004年7月/ISBN:4062124483
時事放談〈1〉イラク戦争・年金問題・景気回復

中曽根康弘×宮澤喜一アメリカとどうつきあったらいいのか」
宮澤喜一×塩川正十郎「年金・景気――ズバリお金の話」
後藤田正晴×野中広務小泉政治の三年を総括する」
中曽根康弘×土井たか子憲法改正について考える」
野中広務×村山富市「政治がおかしい」
宮澤喜一×塩川正十郎「野党はどうあるべきか」
野中広務×瀬戸内寂聴「再訪朝と選挙と拉致家族」
後藤田正晴×野中広務北朝鮮の国家犯罪と小泉総理の交渉力」
中曽根康弘×大河原良雄「ハウ・ツー・サミット――日本の役割」
宮澤喜一×緒方貞子「どうなるイラク、どうする日本」
岩見隆夫「あとがき」

TBS系で日曜6時から放送されている「時事放談」2004年4月4日から6月13日放送分の内容をまとめたもの。毎回他に司会役として岩見隆夫、アシスタントに小島慶子*1が出演。
村山富市がゲストの回、冒頭のやり取りは今となっては味わい深い。

岩見 引退されてから、ずいぶん車を乗り回しているという噂をお聞きしましたけれども。
村山 それは、運転手がいないから、自分で運転するしかない(笑)。
野中 ハハハ(笑)。
岩見 運転歴というのはどれくらいなんですか?
村山 運転はもう、県会議員のときにやっておりましたからね。
野中 あっ、そうですか。
村山 ですから、まあ人並みのことはできると思いますけどね。だけど、あんまり遠方には行かないですよ。近くは、あれば便利がいいですから。
岩見 改めて、実習かなにかをやらなければいけないんじゃないですか。
村山 あれは、免許を切り替えるときにね。やっぱり、年とった人は実習をやって、それをパスしないと免許の切り替えができないんですよ。そういう制度になっているんです。で、ときどき電話がかかってきてね、もう村山さん、あんまり運転しないほうがいいんじゃないですか、と(笑)。

*1:当時