大鹿靖明『ヒルズ黙示録・最終章』

大鹿靖明著『ヒルズ黙示録・最終章』朝日新聞社/朝日新書/2006年11月/ISBN:4022731133

ヒルズ黙示録・最終章 (朝日新書)

ヒルズ黙示録・最終章 (朝日新書)

第1章 ソニー強奪
第2章 弾圧再編
第3章 疑惑の真相
第4章 粉飾裁判
第5章 シンパシー・フォー・ザ・デビル

ライブドア事件村上ファンド事件についてのノンフィクション。これ、今年に起きたことなんだなーと思うと感慨深い。前著*1も類書も読んでないのでなんともいえないところもあるけど。
この本の見立てが正しいのだとしたら、印象としては熊谷史人が一番正直というか不器用に見える。あとは今までの報道ではいまいちわからなかった宮内亮治の魅力が腑に落ちた。親分肌なのか、と。

*1:ヒルズ黙示録 検証・ライブドアISBN:4022501758