大塚英志『サブカルチャー文学論』
大塚英志著『サブカルチャー文学論』朝日新聞社/朝日文庫/2007年2月/ISBN:9784022643902
- 作者: 大塚英志
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2007/02
- メディア: 文庫
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↓目次
序――サブカルチャーである、ということ
江藤淳と「サブカルチュア」としての戦後
村上春樹にとっての「日本」と「日本語」
まんがはいかにして文学であろうとし、文学はいかにしてまんがたり得なかったか
村上春樹はなぜ「謎本」を誘発するのか
吉本ばななと記号的な日本語による小説の可能性
幻冬舎文学論(あるいは天に唾する小説のあったはずの可能性)
山田詠美とライナスの毛布
「物語」と「私」の齟齬を「物語」るということ
庄司薫はデレク・ハートフィールドなのか
キャラクターの起源、起源のキャラクター小説
神戸震災文学論
三島由紀夫とディズニーランド
『太陽の季節』は何故「サブカルチュア」文学ではないのか
石原慎太郎と「見るなの禁止」
仮構と倫理――大江健三郎と三人の自死者について
補論 「ツルリとしたもの」と妻の崩壊
あとがき
文庫版あとがき
人名索引/作品名索引
*1:『江藤淳と少女フェミニズム的戦後』ISBN:4480088768