紅玉いづき『ミミズクと夜の王』

紅玉いづき著『ミミズクと夜の王メディアワークス発行/角川グループパブリッシング発売/電撃文庫/2007年2月/ISBN:9784840237154
ミミズクと夜の王 (電撃文庫)

プロローグ ―夜の森―
第一章 死にたがりやのミミズクと人間嫌いの夜の王
第二章 幸福の閾値
第三章 煉獄の花
第四章 救出
第五章 やさしい忘却
第六章 夜の王の刻印
第七章 騎士と乙女
第八章 救出II
エピローグ ―ミミズクとフクロウ―
あとがき ―祈りの先にあるものは―
解説/有川浩

カバーイラストは磯野宏夫。第13回電撃小説大賞〈大賞〉受賞作品。オビには有川浩電撃大賞選考委員の深沢美潮による推薦文。
第四章辺りまでは退屈だったが、それ以降は物語が動くこともあってすんなり読めた。著者があとがきで書いている「安い話」になっているかは別にして、ジュブナイルとしてはよく出来ていると思いました。