野村美月、竹岡美穂『“文学少女”と死にたがりの道化』

野村美月著、竹岡美穂イラスト『"文学少女"と死にたがりの道化(ピエロ)』エンターブレイン/ファミ通文庫/2006年5月/ISBN:4757728069
“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫)
太宰治人間失格」をガジェットにミステリ風の味付けをした佳作。
内容とは全然関係ないが、今回読み終わったこの本は2007年2月28日付けの第五刷だったのだが、カバーや奥付のISBNコードが10桁だった。13桁にしなくてもいいのか?
目次は以下の通り。

プロローグ 自己紹介代わりの回想――元・天才美少女作家です
一章 遠子先輩は、美食家です
二章 この世で一番美味しい物語
三章 第一の手記〜片岡愁二の告白
四章 五月の晴れた日、彼は……。
五章 “文学少女”の推理
六章 “文学少女”の主張
エピローグ 新しい物語
あとがき