浅川博忠『自民党・ナンバー2の研究』

浅川博忠著『自民党・ナンバー2の研究』講談社/講談社文庫/2002年7月/ISBN:4062734990
自民党・ナンバー2の研究 (講談社文庫)

文庫書き下ろし。解説は高嶋秀武。
各章で「ナンバー2」として取り上げられる人物は以下のとおり。

園田義明『隠された皇室人脈』

園田義明著『隠された皇室人脈 憲法九条はクリスチャンがつくったのか!?』講談社/講談社+α新書/2008年5月/ISBN:9784062725002
隠された皇室人脈 憲法九条はクリスチャンがつくったのか!? (講談社+α新書)
ハズレ。家系や人脈に関するトリビアルなネタがそこかしこにちりばめられていてそれはそれで興味深いのだけど、断片的で思わせぶりな文章や脱線が多くて、結局何が言いたいのかわからない結果に。もうちょっと情報量を少なくしてテーマを絞ればよいのに。

福田和也『総理の値打ち』

福田和也著『総理の値打ち』文藝春秋/平成14年4月/ISBN:4163584005
総理の値打ち
文藝春秋』平成14年〔2002年〕2月号に掲載された「採点「歴代総理の値打ち」」を大幅に加筆したものの単行本化。すでに2005年に文庫化*1されている。
採点不能*2を除けばトップが伊藤博文の91点で最下位が近衛文麿の17点。概して戦前の首相が高評価で戦後は低評価。中曽根康弘が41点なのに対して、竹下登が61点というあたりが福田和也らしいところ、なのか?

猪野健治編『右翼・行動の論理』

猪野健治編『右翼・行動の論理』筑摩書房/ちくま文庫/2006年4月/ISBN:4480421807
右翼・行動の論理 (ちくま文庫)
平成元年〔1989年〕11月に二十一世紀書院から衛藤豊久、野村秋介猪野健治著『行動右翼入門』として刊行された鼎談を「第一部 行動右翼入門」として収録し、第二部に阿形充規、蜷川正大、猪野健治による鼎談「右翼民族派の現在 解説にかえて」を新たに収録し、猪野の筆による「はじめに」と「おわりに」を加えて文庫化したもの。

横山秀夫『真相』

横山秀夫著『真相』双葉社/双葉文庫/2006年10月/ISBN:4575511005
真相 (双葉文庫)
親本は2003年6月に刊行。
『小説推理』誌に掲載された「真相」「18番ホール」「不眠」「花輪の海」「他人の家」の5編を収録した短編集。解説は吉野仁